150年の歴史から紐解く、MOONSTARの靴づくり
2026.10.16
150年の歴史から紐解く、MOONSTARの靴づくり


久留米の地で座敷足袋づくりから始まり、キャンバスシューズやスポーツシューズなど、時代に合わせた靴づくりを続けてきたMOONSTAR。

長い歴史の中で培われた技術やものづくりの歩みを紐解きながら、現在のMOONSTARへと続く歴史と、WILDSIDEとの初のコラボレーションについて紹介。





座敷足袋づくりから始まった、MOONSTARの靴づくり


1873年、初代・倉田雲平が久留米市米屋町に小さな店を構え、座敷足袋の製造を始めたことから、MOONSTARの歴史は始まります。

「つちやたび」の名で足袋製造に専念する一方で、夫婦で一足を分業して仕立てるなど製法の研究にも力を注ぎ、より良いものをつくるための工夫を重ねていきました。

足袋づくりを基盤として発展したものづくりは、やがてゴムを使った履きものへと広がっていきます。



ゴム底の靴への挑戦


1920年、アメリカ製のキャンバスシューズを目にしたことをきっかけに、布とゴム底を貼り付ける製法に着目し、日本初の地下足袋の研究に着手。
同時に、キャンバスシューズの研究に取り組みました。



試行錯誤を重ね、1922年には地下足袋の試作に成功。
翌1923年には、日本足袋(現アサヒシューズ)とほぼ時期を同じく、日本初の貼り付け式地下足袋の生産・販売を開始します。

そして、1920年から研究を続けてきたキャンバスシューズは改良を重ね、1925年には紐付きのキャンバスシューズである運動靴や、ゴム長靴の製造を本格的に開始しました。

1928年には、「月星印」を制定。月星印を掲げた運動靴は国内外へ広がり、靴づくりの領域をさらに広げていきました。



スポーツシューズへと広がるものづくり


戦後になると、スポーツシューズの開発も大きく発展します。

1950年にはアジア競技大会出場選手向けのランニングシューズを開発。
1952年にはヘルシンキオリンピックのマラソン日本代表選手へ商品を提供しました。

その後、ランニングシューズに加えてバスケットボール、テニス、ゴルフ、野球、サッカー、登山など、さまざまなスポーツに向けたシューズの開発へと領域を広げていきます。

こうしたスポーツシューズは、後に「ジャガー」シリーズとして展開され、代表的な商品へと成長しました。





受け継がれる、靴づくりへの探求


長い歴史の中で、MOONSTARの靴づくりは一つの技術にとどまることなく、時代や用途に応じて進化を続けてきました。

現在の靴づくりを支える技術のひとつが、加硫製法です。
国内でもごく限られた工場でしか生産することのできないこの製法をはじめ、長い歴史の中で培われた技術や職人の手仕事が、現在のものづくりにも受け継がれています。



150年にわたり久留米の地で積み重ねられてきた経験と技術は、現在のMOONSTARの靴づくりにもつながっています。
日々の暮らしの中で履かれる一足から、スポーツのためのシューズまで、その歩みの中で培われたものづくりの技術が受け継がれています。



WILDSIDE × MOONSTAR Collaboration


今回実現したコラボレーションでは、MOONSTARのものづくりとWILDSIDEのデザインを融合したスニーカーが登場します。



ベースに採用されたのは、MOONSTARの「FINE VULCANIZED」ラインを代表するモデル 「GYM CLASSIC」。
1960年代に生産されていたトレーニングシューズを現代に再現したモデルで、独自の「ヴァルカナイズ」製法によって仕上げられています。

アッパーには耐久性に優れたコットンキャンバスを使用し、ラバーソールはブラックにカスタム。
ヒール部分にはラウンドしたWILDSIDEロゴを刺繍で表現し、ステッチワークや配色にもアレンジを加えています。
ブラックとホワイトの2色の丸紐を付属し、スタイリングによって異なる表情を楽しめる仕様です。



「MADE IN KURUME」として自社工場で生産され、MOONSTARが培ってきたものづくりの技術とWILDSIDEのデザインを融合した一足に仕上げられています。

WILDSIDE × MOONSTER コラボレーションアイテムはこちらから


MOONSTER
1873年創業の日本のシューズメーカー。
福岡県久留米市を発祥とし、創業当初の足袋づくりから地下足袋、布靴、ゴム靴へとものづくりの領域を広げ、
150年以上にわたり久留米の地で製靴技術を培い、継承しながら、履く人の日常に寄り添う靴をつくり続けています。
moonstar.co.jp