detail_240612
Vol.19
創業50年以上の歴史を誇るハリウッドランチマーケットが貫くアイデンティティ

ハリウッド ランチ マーケットが千駄ヶ谷にオープンした、1972年。
同年に、山本耀司が最初に手掛けたブランドY's(ワイズ)がスタート。
両者の50年以上続く歴史から生まれたアイデンティティが、今回のコラボレーションでどのように交わったのか、ハリウッド ランチ マーケットのルーツやコンセプトを紐解きながらインタビュー。




ーハリウッドランチマーケットは50年以上の歴史を持つブランドですが、当時どのようなコンセプトでスタートされたか教えてください。

花、香り、水、太陽が感じられて、夜になるとポッと光が灯る。
そんな暖かい店にしたいと思い、1972年に東京・千駄ヶ谷にオープンしたのがスタートです。

オープンするまでに世界を旅していた創業者が、旅の中で触れたファッションや文化を日本へもち込むことを決め、日本ではまだ稀有な存在だったアメリカ古着を中心に、インセンス、雑貨、アクセサリーを販売しました。
「HOLLYWOOD RANCH MARKET」の名前の由来は、創業者がアメリカを旅していた頃にアルバイトをしていたスーパーマーケットの名前です。
食材から洋服までの幅広い品揃えで盛況していたそのスーパーマーケットに大変感銘を受け、この名前をつけました。






ーハリウッドランチマーケットのこだわり続けているモノ作りのスタイル、大切にしていることなどを教えてください。

人々の心に響く、名残り(時を重ねた品の持つ魅力)・旬(今の時代の空気感を取り入れる)・走り(新しいスタイルを提案する)をバランス良く組み合わせたアイテムを今後も作っていきたいと思っています。この3つの要素を組み合わせたアイテムを作ることで、人々のお役に立つ存在でありたい。
また、聖林公司グループが行なっている「衣・食・住」に関連する事業を通じて、世の中の"不"の解決をしていきたいと考えています。 今後も常に進化し、成長し続けるライフスタイルショップを目指し、人々の心豊かな生活に貢献していきたいです。


ー今回のWILDSIDEとのコラボピースのインスピレーション、なぜこちらのアイテムを選ばれたのか教えてください。

WILDSIDE YOHJI YAMAMOTOのカラーである黒を生かせるようなモノづくりがしたく、弊社の特色が出せるようなアイテムを選びました。特にTシャツのストレッチフライスは弊社のロングセラーアイテムです。
今回はそんな弊社のアイコニックなオリジナルアイテムをアップデートしたスペシャルなモデルを、このコラボレーションのために製作しました。







ー今回のWILDSIDEとのコラボレーションを決めた理由、WILDSIDEの印象や共感された部分などがあれば教えてください。

WILDSIDE YOHJI YAMAMOTOやヨウジヤマモト社のモノづくりに対する姿勢、貫いてきたアイデンティティに大変共鳴しました。
そして、我々も新たな一面にチャレンジ出来ると感じ、今回コラボレーションをさせていただきました。







ー実際に完成したコラボピースについてご感想はありますでしょうか。

WILDSIDE YOHJI YAMAMOTOの生地を使用させていただき、弊社オリジナルのデザインで作成されたこのコレクションピースは、両者のイメージに反さないモノづくりが出来たと思っています。
HOLLYWOOD RANCH MARKETを知らない方々にもお届けできるととても嬉しいです。
是非様々な方にお手に取ってみていただきたいです。



<HOLLYWOOD RANCH MARKET>
1972年東京・千駄ヶ谷にて、ユーズドのデニムウエスタンシャツなどのカジュアルスタイルをベースにスタートした株式会社聖林公司のオリジナルブランド。
1979年には代官山に移転し、「いつの時代にも着用できるモノ作り」をベースに、ファッションやライフスタイルなどの様々なアイテムを展開。

HOLLYWOOD RANCH MARKET WebSite
HOLLYWOOD RANCH MARKET Instagram