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Vol.25
WILDSIDE×石原裕次郎主演 日活アクション映画の金字塔『俺は待ってるぜ』
 

WILDSIDE×日活映画シリーズ第2弾が到着。
前回大好評だった「殺しの烙印」に続き、今回は1957年公開の石原裕次郎主演アクション映画『俺は待ってるぜ』をピックアップ。


本作品は昭和を代表する俳優の石原裕次郎のヒット曲「俺は待ってるぜ」を映画化したもので、脚本は兄で映像作家、元東京都知事の石原慎太郎が手がけた。また、その後の日活アクション映画に頻出する「波止場」「暗い過去を持つ主人公」「霧」「約束の人」といったテーマが本作に散りばめられており、歌謡映画という側面だけではなく、1960年代を風靡した「日活アクション映画」の初期の作品としても趣深い一品である。

映画公開後の1960年には石原裕次郎の妻となる北原三枝との共演も見どころの一つ。


ストーリーは、元ライト級のボクサー・譲次(石原裕次郎)が、誤って人を殺してしまったことをきっかけにボクサーを引退し、波止場にある小さなレストランのオーナーをするところから始まる。
譲次の唯一の希望は、先にブラジルに渡った兄の「1年半後に必ずお前を呼ぶから」という言葉だった。譲次は日本を離れることで心に付きまとう罪悪感から逃れたいと思っていた。
その約束も近いある日、譲次は波止場で雨に濡れたまま立ち尽くす女・早枝子(北原三枝)と出会う。


早枝子は元オペラ歌手だったが落ちぶれ、場末のキャバレーで転々と歌い歩く日々を送っていた。
そんな中、とあるキャバレーでオーナー・柴田(二谷英明)の弟から襲われかけたところを鉄の花瓶で殴りつけ、逃げてきたのだった。だが、柴田の弟は生きていた。
譲次と早枝子の2人が映画に行ったある日、柴田の弟は早枝子を付け狙い、ピストルで脅す…

そんな、アクションとサスペンスの要素を含んだメロドラマだ。


今回のWILDSIDE×『俺は待ってるぜ』のコラボレーションでは、異なる3つのデザインのTシャツをラインナップ。


WILDSIDE × 『俺は待ってるぜ』SS T-Shirt (Type A)
¥ 11,000(税込)

波止場での譲次(石原裕次郎)と早枝子(北原三枝)の象徴的なシーンを切り取ったグラフィックが全面にプリントされたデザイン


WILDSIDE × 『俺は待ってるぜ』SS T-Shirt (Type B)
¥ 11,000(税込)

本作品のポスターとなった譲次(石原裕次郎)と早枝子(北原三枝)のカットに映画タイトルのロゴを合わせたデザイン


WILDSIDE × 『俺は待ってるぜ』SS T-Shirt (Type C)
¥ 11,000(税込)

フロントに、譲次(石原裕次郎)と早枝子(北原三枝)のイラストを胸元にさりげなくプリント。 バックプリントには、譲次(石原裕次郎)が波止場でタバコを吸うシーンを切り取り、映画タイトルのロゴを合わせたデザイン。


それぞれ3デザインへ、本作品から感じられる孤独や哀愁をWILDSIDEの解釈でグラフィックとしてデザインに落とし込んだ。

本作品のブルーレイは2025年10月に株式会社ハピネット・メディアマーケティングより発売予定。
また、本作品のプロデューサー水の江滝子がプロデュースした作品の中から『狂った果実』『霧笛が俺を呼んでいる』など29作品をセレクションしている<企画:水の江滝子>ブルーレイ・DVDシリーズを2025年4月より発売。

詳細は日活公式サイト

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『俺は待ってるぜ』
出演:石原裕次郎、北原三枝、小杉勇、植村謙二郎、二谷英明、波多野憲
企画:水の江滝子
監督:藏原惟繕
脚本:石原慎太郎
撮影:高村倉太郎
照明:大西美津男
録音:橋本文雄
美術:松山崇
編集:鈴木晄
音楽:佐藤勝
助監督:松尾昭典
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